天照Ⅱ(アマテラス・ツー)
天照Ⅱ(アマテラス・ツー)

 宮崎大学医学部漕艇部の前対校艇。「日向Ⅲ」以前に漕艇部が唯一所有したトップコックス艇であり、高い堅牢性を誇った。桑野造船に依頼して誕生したが、当時の桑野造船にはトップコックス艇を製作した経験がなく、設計図を引くところから作業が開始された。初挑戦であったにもかかわらず、造船の職人気質が遺憾なく発揮され、当時の桑野造船屈指の傑作艇となった。天照Ⅱを受け取る際に社長が「この船は本当は売りたくないんだけどね。」と漏らしたというエピソードは有名である。その性能の高さと部員たちの努力とがあいまって、西医体での銀メダルをはじめ数々の栄光に彩られ、部員たちの憧れであることは今も変わらない。

 通称「天Ⅱ(テンツー)」と呼ばれる。

 

(旧ホームページより一部引用)